自分のWEBサイトがインターネットの中で存在感を発揮し、たくさんのユーザに訪問されるサイトになるにはどうすればよいのか?多くのサイト運営者が頭を悩ますこの課題に、WEB設計の観点からできることをご紹介します。
インターネットが、テレビや雑誌のような他の媒体と大きく異なる点のひとつが、そのインタラクティブ性です。ユーザの目的やニーズに応じて、瞬時に、提供される情報が変化する特性によって、インターネットでは、それを利用するユーザの目的が明確な場合が少なくありません。
そのため、WEBでユーザを集めるといった場合には、単にユーザ属性を絞って広告を打てば良いというものではなく、より慎重にユーザの目的を把握し、それに見合った情報をタイムリーに提供していくことが重要となります。
ユーザの目的に合った情報提供の手段として、検索エンジンの存在は無視できない要素です。
多くの場合、インターネットユーザは、Yahoo!検索やGoogleといった検索エンジンを用いて目的の情報を探し始めます。そのため、検索エンジンを介しての情報提供は、自分のサイトの情報を必要としているユーザにリーチする、最も有効な手段のひとつです。
検索エンジンの検索結果に自分のサイトの情報を表示させるには、事前にクローラーと呼ばれる検索ロボットに、サイトの情報を持っていってもらう必要があります。
クローラーは、人があなたのサイトにアクセスするように、サイトの情報を取得していきますが、その見方はブラウザで見るようなグラフィカルなものではなく、HTMLソースそのものを見るような見方となります。そのため、クローラーに正しく情報を持っていってもらうためには、ソースレベルで、クローラーに読みやすい記述になっていなければいけません。
例えば、クローラーは画像に埋め込まれたテキストを読むことができなかったり、HTMLタグが正しく使われていない場合にテキスト情報を正しく評価できないなど、一見、ブラウザ上ではちゃんと見えていても、クローラーには情報が伝わっていないということがよくあります。
一方、検索エンジンを意識しすぎて、ひとつのページに関連のキーワードを羅列しているサイトを見かけることがありますが、検索エンジンに対して過度に情報を与えようとするのは、実は良い方策ではありません。
検索エンジンはページ単位でサイトを評価するため、一つの情報に尖ったページの方が、ありとあらゆる情報が掲載されているページより、容易に検索上位に表示させることができます。
目的に合致したユーザを集めることを念頭に、不要な情報は無理に詰め込まず、もし、コンテンツが十分にあるのであれば、適切にページを分割して、検索エンジンからユーザを誘導することを考えましょう。
このように、WEBには、WEB特有のユーザの振る舞いがあり、検索エンジンを介して固有のダイナミクスを形成しています。それに適ったサイト設計をすることが、インターネットの世界で支持を集め、アクセスの集まるサイトになる近道ではないでしょうか。
次回は、WEBシステム運用の手間を最小化する方法をご紹介します。