WEBサイトを多くのユーザに気に入ってもらう秘訣は、とにかく分かりやすいこと。クリックひとつで他のサイトにいつでも飛んでいけるインターネットユーザに、長い時間、何度もアクセスしてもらうには、分かりやすく、使いやすいサイトであることが重要です。
多くの場合、インターネットユーザは、細かいサイトの使い方や説明を読まないので、直感的に理解できる導線や、必要な場所に、必要なタイミングで、必要な情報が表示されるような工夫が必要です。
もちろん、多くのサイトでは、分かりやすさや使いやすさを心掛けてWEBサイトの制作を行っているはずです。ここでは、さらに一歩踏み込んだ、ユーザに気に入ってもらえるポイントをご紹介したいと思います。
インターネット上のユーザの行動の多くは、「見たい情報を探す」行為に費やされると言っても過言ではありません。そのため、見たい情報に容易にアクセスできるページほど、ユーザは気に入って何度も利用し、逆に、見たいページがすぐに見つからないとすぐにイライラして、ユーザは離れていってしまいます。
見たい情報へのアクセスのしやすさは、サイト全体の構成や、導線の分かりやすさによっても変わってきますが、「何クリックすればその情報に辿り着けるか」という観点で考えてみるのも有効です。
通常、1ページ内のリンクは、多くても100リンク程度とするのが適当です。仮に、ページ内のリンクを100リンクとすると、1クリックでアクセスできるページの数は100ページ、そこからもう2クリックすると、辿り着けるページは100万ページに及びます。
100万ページのボリュームのサイトを作るのもなかなか大変なので、通常3クリックもあれば、サイト内のすべてのページにアクセスできるようなサイト構成を作ることが可能です。ページビューを増やすために、あえて階層を深くするといった考え方もありますが、長い目でユーザの支持を得るには、少ないクリック数で見たい情報に辿り着けるような工夫をするのが良いでしょう。
見たいページをクリックしても、なかなかページが表示されず、イライラした経験はないでしょうか?どんなに情報が充実していて有意義なサイトでも、サイトが表示されるパフォーマンスが悪いと、使う気が失せてしまうことは少なくありません。
パフォーマンスの良し悪しは、インターネットに接続している回線の速度やサーバの処理時間に依存しますが、このうち、サーバの処理時間は、サイトの運営サイドで維持・向上させることができる部分です。
サーバ側のパフォーマンスは、高度で複雑な処理を行うほど悪くなりがちですが、ハードウェアによる分散や処理時間による分散を行うことで、改善、向上させていくことが可能です。
以上、数回に渡って、より完成度の高いWEBシステムを構築するためのポイントをご紹介してきました。皆さまのWEBサイトの構築に、多少なりともお役に立てれば幸いです。