「自社メディアはどのように作られるのか?」セミナーレポート

お知らせ

2012年3月1日、半蔵門でインフォアスリート主催のセミナーが開催されました。 あいにくの天気の中、多くの方にお越しいただき、満席で開催することができました。

2012年3月1日、半蔵門でインフォアスリート主催のセミナーが開催されました。

インターネットの浸透によって、従来のようにテレビや新聞などのマスメディアを使って一方的に情報を流すのではなく、各企業がウェブサイトを利用して自社で「メディア」を運営する時代が来ています。

このような自社メディアには、顧客との距離を縮め、信頼と安心感を獲得し、自社のファンを創出するといった、今後の企業経営に欠くことのできない役割が求められます。

一方で、自社メディアでどのような情報を発信していけばよいのか、どのようにコンテンツを創っていけばよいのか。そもそも、自社メディアをどうやって立ち上げればよいのか、など運営にあたっての難しさや疑問を感じていらっしゃる方も多いと思います。

そのような中で、「エンジニアtype」編集長の伊藤氏を講師としてお招きし、元々は雑誌であったエンジニアtypeをウェブで立ち上げるにあたって、どのようなフローを描いていたのか、また立ち上げから1年間で行った取り組みの中でうまくいった取り組み、うまくいかなかった取り組みは何だったのか、メディアを運営するにあたっての実体験を踏まえてお話いただきました。

あいにくの天気の中でしたが、インターネットメディアに関心をお持ちの多くの方にご来場いただき、満席で開催することができました。
ご来場の皆様、ありがとうございました!

アウトライン

「創刊1年で知ったこと」

創刊前にまず考えたこととして、1)そもそもメディアとは? 2)差別化 3)いかに集客するか という3点を掘り下げて議論を行ったそうです。
人に何かを伝えるすべてをメディアと捉えたときに、「伝える目的」と「伝える対象」のずれがあることをまず認識し、両者が交わる部分を記事をして発信するということを、基本に据えたそうです。
次に差別化として、「なんにためにユーザーが来てくれるのか」を考え、ユーザーが見に来る理由、見たくなる理由を明確にするために、サイトコンセプトを絞ったそうです。
そして集客として、コンセプトやターゲットに合致したソーシャルメディアを活用できる仕組み作りを行っています。

講演ではさらに、炎上を起こしてしまったという体験や、そこから学んだ「信頼関係の構築」という課題、そして今後どのような計画でさらなる飛躍を目指すのかという話まで、1時間かけてたっぷりお話しいただきました。

【エンジニアtype】
「エンジニアtype」は、1997年創刊の同名雑誌「エンジニアtype」を前身として、2011年にウェブで再創刊されました。総合転職サイト「@type」の強みを伸ばすために、エンジニアの仕事人生の構築、キャリア形成にフォーカスした情報発信を行っています。
http://engineer.typemag.jp/

伊藤氏のインタビューもあわせてご覧ください!
インタビュー記事はこちら